読解問題には、読み方・解き方がある!
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小学生基礎・条件作文①からごらんください。
次の条件を満たすおはなしを作りなさい。
①寝ているときに夢を見て、怖さのあまり目をさましたところ、
夢だとわかってほっとしたというストーリーにすること。
②「森林」「雨」「ぶるぶる」という言葉を全て使うこと。
この条件をもとに、4年生は、こんなに長いおはなしを作りました。
小学生のこう太は、学校でこわいお話を聞いた。家に帰って妹に話をきかせてやった。
そしたら妹は、「そんな話しないで。ゆめにでてきちゃうよ。」といってこう太のへやからでていった。
その夜は、深くねられなかった。そしてゆめをみた。
こう太はいつのまにか自然ゆたかな森林のまん中に立っていた。
そこは、小鳥の鳴き声がひびくとてもいいかんきょうだった。
ところが、そのすぐあと、小鳥やその他の動物がその森林からはなれていってしまった。
こう太は、「えさでもあるんだろう。」と思っていた。
何分かしたときだった。少しずつ雨雲が近づいてきた。
とつぜんあたりがまっくらになり、あのゆたかな森は、ごくらくから大じごくに落ちたようなかんじだった。
まもなく大雨がふりだし雨は地面をたたきつけた。
こう太はいそいで木のかげにとびこんだ。
でもその木には葉がなく雨が枝のすきまからたたきつけたかと思うと、その木から声が聞こえてきた。
「出てけ出てけ。」となんども言うのだった。
そこからぬるぬるしたものがこう太にまきつき、空に投げた。
まっさかさまに落ちているときに目がさめた。
なあんだ、ゆめだったのか、よかったあと思った。
主人公に名前をつけて、こう太の心のセリフも入れることで、よりおはなしらしくなっています。
森林の和やかな雰囲気が一転、大じごくに落ちたようになってしまい、こう太が追い詰められていく様子がよく分かります。
それと同時に、とても楽しんでおはなしをつくっていることも伝わってきます。
ストーリーにあうおはなしを考える力と、言葉を適切に使う力を鍛えることがねらいの条件作文。
最初は難しいと言っていた生徒も、何度か練習すると、どんどんおはなしを書けるようになります。
生徒に合わせて、ストーリー設定を複雑にしたり、使うべき言葉の数を増やしたりして難しくすることも。
楽しみながら、書く力を伸ばしています。
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