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読解問題には、読み方・解き方がある!
なんとなく読み、なんとなく解くことをやめて、論理的な解法を習得してください。

わかりやすい文章の書き方を知っていますか?
作文と小論文の違いがわかりますか?
上手に書くためのコツを学びましょう!

苦手な方歓迎!古文・漢文が、最短時間で、正しく読めるようになるために。文法の知識と読み方とを丁寧に解説します。

慣用句や四字熟語はもちろん、和歌・俳句から文学史まで。国語に関して知っておきたい知識を、わかりやすくまとめてあります。

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400字作文道場

こんにちは。講師の鈴木です。

 

今回は、土曜日の精読作文クラスの授業の様子をご紹介します。

15分で原稿用紙1枚分の読みごたえのある作文を書くことを目標にした、1学期の「400字作文道場」。

なかなか鉛筆が進まない生徒もいるだろうと思っていたのですが、タイマーで時間を計ることで良い緊張感が生まれ、ほぼ毎回の授業で全員が400字を書ききることができました。

 

また、「五感を使って表現する」「比喩やオノマトペを用いる」など、授業で習ったコツをうまく取り入れ、生き生きとした表現が見られるように。

書き出しを工夫する」の回では、読み手の興味をひく書き出し方を学び、楽しみながら練習しました。

 

「 最近久々におこった。なぜなら、担任の先生が理不尽だからだ。 」

「 『ぜったいに会おうね。』ぼくは約束した。

  2月の初め、先生から大事な話があると言われ、みんなは先生の方に目を向けた。 」

「 ぼくはヤツに出会ってから変わった。その『ヤツ』とは、ハチだ。 」

「 『満員できついよー。』

      ぼくは電車にのっている。ホームでうろうろしていると電車が発車するというアナウンスが聞こえたので、大急ぎで電車に乗りこんだ。 」

 

どれも生徒が実際に書いた作文の書き出しです。

続きが読みたくなってきませんか?

 

6月からは、前の回で書いた全員の作文を印刷し、みんなで読んで講評する時間も設けました。

プリントを配ると、みんな食い入るように読み始めます。

そして、赤ペンを使い、面白い箇所に傍線を引いたり、分かりづらい箇所を直したりして添削します。

ほかの生徒の作文に刺激を受け、また、自分の書いた作文も時間を空けて客観的に読み直すことで、より読みごたえのあるものにするにはどうしたらいいのかを、具体的に学ぶことができました。

 

さて、そうした1学期を経て、2学期の精読作文クラスでは、字数を少し増やして「600字作文道場」に挑戦中です。

長い作文を書くときに特に必要なのは、構成への意識と、読ませどころの工夫

「600字作文道場」については次の記事でご紹介したいと思います。

 



投稿者: フィロソフィア国語教室投稿日時: 2021年10月9日 18時48分