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読解問題には、読み方・解き方がある!
なんとなく読み、なんとなく解くことをやめて、論理的な解法を習得してください。

わかりやすい文章の書き方を知っていますか?
作文と小論文の違いがわかりますか?
上手に書くためのコツを学びましょう!

苦手な方歓迎!古文・漢文が、最短時間で、正しく読めるようになるために。文法の知識と読み方とを丁寧に解説します。

慣用句や四字熟語はもちろん、和歌・俳句から文学史まで。国語に関して知っておきたい知識を、わかりやすくまとめてあります。

●国語以外もお任せ下さい!優秀な講師陣が全教科に個別で対応する「フィロソフィア寺子屋教室」も運営しております。
●小論文の持ち込み歓迎!通常授業に通えない方や、短期間で臨時に対策を必要とする方に、個別で小論文指導をします。
●一般向け講座、講演会、セミナーも実施!地域における学術・文化の拠点として、開かれた私塾を目指します。

フィロソフィア国語教室

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エリア:西荻窪・久我山・吉祥寺・荻窪

TEL/FAX:03-6454-2485

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授業の準備はこんなふうに

こんにちは。鈴木です!

肌寒い日が増え、いよいよ秋らしくなってきました。

今回は、講師の私が、授業をどのように準備しているのか、ご紹介します。

どこかで「授業の質は、教師・生徒・教材の3つによって決まる」と聞いたことがありますが、

その一つを担う者として、丁寧に、楽しく、準備を進めていることをお伝えできればと思います。

 

 

まずは各クラスの方針決めから。

毎学期カリキュラムを作り、今学期はどういった教材を用いるか、塾長と打ち合わせをします。

在籍している生徒にあったレベルで、教える側も読んだり書いたりする意義があると思えるもの、

授業したくなるようなものを選んでいます。

やはり、こちらが新鮮味や興味をもって教材を生徒に見せることが、

いい授業につながるなあと強く感じます。

 

 

例えば、作文教室の学期テーマは「説得力のある意見を書こう」にすると決め、

それにあわせて授業回数分のプリントを作ったり、

精読教室では新実南吉の「うた時計」と「おじいさんのランプ」を扱うと決めたりします。

寺子屋式であれば、それぞれの生徒の現状と今学期につけたい力を確認します。

 

 

大枠が決まったら、それぞれの授業に向けて、準備を進めます。

私が必ず行うと決めているのが、読解問題を自分自身で全力で解いてみること。

この教室で扱う問題は、ほぼすべてが記述形式で答える問題ということもあり、

小学生向けの教材であっても、簡単には答えを出せません。

もちろん本文をじっくり読み、根拠を丁寧に見つけていけば必ず答えにたどり着けますが、

その過程を自分で経験することで、ひっかかりやすいポイントが分かったり

教えるときの目の付け所に気づけたりします。

 

 

筆者の言い回しや論理展開に疑問があるときは、塾長に相談して解釈の仕方を一緒に考えます。

ああだろう、それとも、こういうこと?などと、考えたり話を聞いたりするのも面白いところ。

そして、様々な角度から繰り返し本文を読むことで、文章自体への理解が深まります。

教育学的に言うならば「教材研究」ですね。

 

 

また、作文の課題に対しては、「この問題ならこの生徒はどういう内容を書くだろうか?」

「生活経験の中から具体例を挙げるなら、どういったことが書けるだろう?」

など、事前に考えておきます。

生徒が書くのにつまったときに役立ちますし、

実際に授業で生徒に書いてもらうことで自分の引き出しも増えていきます。

 

 

国語以外の科目や、入試対策として過去問を扱うときも同様に。

算数の大会にむけた演習を寺子屋式の中で行いたい、という要望があったときは

なかなか手ごわい問題が多かったのですが、

久々に算数の頭の使い方をして、いい勉強、いいリフレッシュになりました。

 

 

こんな準備を、自宅や、お昼過ぎの出勤後の時間で行い、16時から始まる授業に臨みます。

まずやってくるのは低学年生たち。

それまで大人だけでしーんとしていた教室に、チャイムと子どもたちの賑やかな声が響き、

授業開始です。

少人数とはいえ、それぞれ疑問に思うところは違うし書いてくる答えも違うので、集中を要します。

それでも教えた内容を生徒が「そういうことかあ!」と納得してくれたり、

柔軟な頭で面白い感想を述べてくれたりすると、やりがいを感じます。

ときには生徒の書いた作文をコピーして、推敲や作文の教材にすることも。

 

 

21時の授業終了まであっという間に時間が過ぎ、1日の仕事が終わります。

授業を終え、準備がお互いの学びにつながったと実感でき、心地良い疲労感に包まれるとき、

私はこれが好きなんだ、と改めて思います。

そして、次回の授業に活かすため、生徒の発言や進度、反省点等を、忘れないうちにメモ。

このメモはまさに宝の山で、自分の達成感にもつながれば、新たな授業づくりのヒントにもなります。

 

 

これからも真摯に、好奇心をもって、生徒と教材と向き合っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



投稿者: フィロソフィア国語教室投稿日時: 2019年10月22日 21時10分