読解問題には、読み方・解き方がある!
なんとなく読み、なんとなく解くことをやめて、論理的な解法を習得してください。
わかりやすい文章の書き方を知っていますか?
作文と小論文の違いがわかりますか?
上手に書くためのコツを学びましょう!
苦手な方歓迎!古文・漢文が、最短時間で、正しく読めるようになるために。文法の知識と読み方とを丁寧に解説します。
慣用句や四字熟語はもちろん、和歌・俳句から文学史まで。国語に関して知っておきたい知識を、わかりやすくまとめてあります。
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こんにちは!宮前教室の鈴木です。
さて、フィロソフィア国語教室との出会いを経て、私が講師をはじめて1年。
おかげさまで多くの生徒と出会い、充実した日々を過ごしてきました。
この1年、特に興味深く感じたのが、子どもの成長です。
以前は高校で教えていたのが、小学生とも関わることになりました。
いわゆる「子ども」と関わるのは、自分が「子ども」のとき以来です。
どんな世界に生きていて、どんなことを考えているのか?
自分自身の記憶を何とかたどり、でも私は田舎育ちだから、都会の子たちはまた違うのかしら…
なんて、あれこれ考えて。
そして出会った子たちは、想像以上に多様で、素直で、一生懸命でした。
いま考えていることについて、持てる言葉でどうにか話したり書いたりしようとする姿からは、
「伝えたい!」という気持ちを感じましたし、
大人が見過ごしてしまうようなところに「なぜ?」と気づく力はさすがです。
学年があがるにつれて、使える言葉が増え、考え方も大人っぽくなるのを目の当たりにし、
「こうやって人は言葉を増やしていくんだ!」ということを感じました。
だんだんと言葉が抽象的になり、それにしたがって、ぐんぐん世界が広がっていきます。
読解の文章の内容も、身近なものや動物にはじまり、昔の人物について、社会の仕組みについて、
と想像力を必要とするものへ、自然とレベルアップしていきます。
もちろん、思春期にさしかかり、表現しがたい複雑な思いを抱えることもあるわけですが、
それも自分の世界を広げる大事な時間。
高校生と接しているだけでは見えてこなかった、成長の過程に触れることができ、
教育の面白さを改めて感じています。
もう一つ身に染みて感じたこと。
小学生にも分かるように説明するって実は大変ということです。
たとえば、「責任って?」「楽観的って?」という質問。
簡単な言葉で的確に言いかえるためには、その意味をよ~く理解しておく必要がある、と実感しました。
「責任」は、「任されたことをきちんとやる」こと、
「楽観的」は、未来のことを「きっとうまくいく」と明るく前向きに考える姿勢、でしょうか。
わかりやすさにこだわり、言葉の力を磨いていきたいと思っています。