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苦手な方歓迎!古文・漢文が、最短時間で、正しく読めるようになるために。文法の知識と読み方とを丁寧に解説します。

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授業紹介~小学生基礎・条件作文③~

前々回前回のつづきです。

 

 

次の条件を満たすおはなしを作りなさい。

 

①寝ているときに夢を見て、怖さのあまり目をさましたところ、

 夢だとわかってほっとしたというストーリーにすること。

②「森林」「雨」「ぶるぶる」という言葉を全て使うこと。

 

 

つづいては、3年生が書いたおはなしです。

 

 

わたしはねているときにゆめを見ました。

このゆめはこんなおはなしでした。

ゆめの中でわたしは森林にいました。

すこしあるいたら海が見えました。

海へ走っていくといきなり雨がふってきました。

でもただの雨ではありません。その雨といっしょにかみなりやきたかぜがふいてふゆのようにさむかったのです。

あまりにもさむかったので、わたしはぶるぶるとふるえてしまいました。

そのうち、わたしはうごけなくなってしまいました。

そのとき、いきなりわたしの目の前にかみなりがおちてきました。

こわさのあまり目をさましたところ、ゆめだと分かってほっとしました。

 

 

 雨だけではなく、雷、北風、「ぶるぶる」ふるえるほどの寒さ……

「雨」という言葉をもとにして、天候だけで状況をより恐ろしくすることができています。

「ふゆのように」という比喩も効いていますね!

何より、一文一文が短くて読みやすいです。

くわしく書こうとすると、ついつい一文が長くなってしまいますが、分かりやすくするには短い文を連ねることが大切です。

一連の流れが自然で読みやすいおはなしになりました!

 

次の記事がこのシリーズ最後です。最後は、4年生がかいたおはなしを紹介します。

 

 

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投稿者: フィロソフィア国語教室投稿日時: 2019年2月16日 17時53分